和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2081話 】
2019年 04月 30日 談

大安禅寺に一旦帰山して驚きました! 野町・少林寺お檀家の堀光子様よりお便りが届いており、その中には心温まるお手製の品々とお手紙が添えられていました。お写真の如くですが、御年91歳を越えられても尚、いつも矍鑠(かくしゃく)としておられ、少林寺でのご法要の時は楽しく歓談させていただいています。この度の渡欧に際し、はなむけの言葉とお祝いの金子をご恵送下さったわけですが、大安禅寺の花「花菖蒲」の自作の絵に手作りの花のブローチという真心のこもった贈り物でした。芸術祭は終了しましたが、さっそく絡子(らくす)に付けてみました。出来れば墨蹟大書の際に付けておればと真に残念に思いました。堀様、本当に有り難うございました!

 

最後の文に、「平成を締めくくる快挙と存じます」と御言葉が添えられていました。その平成は今日が最終日! 愈々明日から新しい元号「令和」になります。この31年間は和尚にとって怒涛の日々でした。先代住職が遷化したのが昭和63年11月23日でした。その翌年が平成で、住職に就任して31年になり、平成の元号と共に今日まで布教活動に邁進してきました。明日からは「令和」です、心機一転して新たな人生にトライしていきたいと強く念じています。友峰和尚より

桜由乃ちゃん と 「令和」の色紙と共に 

 

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