和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1664話 】
2018年 03月 09日 談

ふれあいパーク霊苑 奥の院の枝垂れ梅

3月9日は「サンキュウ」の日だそうで、日本語では「ありがとう」ですから、終日感謝の心を込めて過ごしました。午前中には卑山ふれあいパーク霊苑スタッフの方々と月初め和合の茶礼をし歓談しました。和尚も「ありがとう」の心と共に「おかげさまです」と、日頃からのお仕事に対する慰労の言葉を述べさせて頂きましたが、最近ではあまり聞かれなくなってきた言葉のようにも思います。

薔薇の芽吹き

ゆきやなぎ

和尚の子供の頃は、通学中に村人と出会うたび「おはようございます」、「行ってきます」、また学校帰りには「こんにちは」と声をかけながら帰宅したものでした。海外旅行の際にも、外国人の方から「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」などと片言の日本語で声をかけられると本当に嬉しいものです。お互い、お国の言葉は沢山ありますが、究極「おはよう」「こんにちは」「いらっしやいませ」「ありがとう」「さようなら」のこの五つの言葉で十分に意志の疎通が出来ますから不思議な話です。万国共通のこころの表し方として、「ありがとう」が一番大切な言葉のようです。

寺カフェにて 白梅

今日は感謝の日、寺カフェに来られる観光客の皆様にもスタッフが大きな声で「有り難うございました!」「お気を付けて!」って声をかけると「御馳走様でした!」のお客様の言葉がとても爽やかに思えた感謝の一日となったようです。少しずつですが気温も上昇傾向に有り、過ごしやすくなって来ました。どうか皆様、お健やかにお過ごしください。謝謝!メルシーボク!サンキュー!有り難う! 友峰和尚より

 

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