和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第1627話 】
2018年 01月 31日 談

大安禅寺 中庭の風景 / 平成30年1月30日撮影

この時期、毎日のニュースが雪の話題になるのも北陸特有の現象で無理からぬことです。降雪の大小が日常生活に大きく影響するだけに、天気予報とのにらめっこが続いていきます。今日は気温も緩み朝から雨混じりの雪模様となりましたが、どうやら少しずつ春が近づいている気配を感じます。1月も今日が最終日で愈々明日から2月「如月(きさらぎ)」を迎え、3日の節分会には盛大に鬼やらいの行事が挙行されます。

新命副住職による スポンサー各企業様の商売繁盛ご祈祷 が修行されました

古来よりこの時期、何が故に「鬼やらい」の儀式を行うのか調べてみましたところ、諸説ありますが旧暦では2月3日が大晦日で、除夜の鐘を撞くのと同じく邪気を払う行事として追儺の「豆まき」が始まったと有ります。翌日の4日が立春で、本来の新年を迎える事となります。卑山でも昔は2月に新年の行事を遂行していたように思います。

祈祷太鼓を打ち鳴らし 商売繁盛招福除災の御祈願をします

さて寺では3日の夕刻より修行される節分大祈祷祭、鬼やらい、福引大会の準備が副住職と職員によって行われていました。年々福引景品をご提供下さるスポンサーの方が増え、豪華な景品が盛りだくさんに用意されていますので、是非ご参加下さいますようお待ち申し上げております。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と意味は異なれど、一喜一憂せず「悪鬼を払う」ことを目的とした福引大会に大いに挑戦してみて下さい。

一昨年の 節分会福引大会のようす

福引大賞を得る為に無欲で臨むか、それとも集中力で臨むかはあなた次第です! 和尚は明日から個別厄除け御祈祷を実施しますが、本年が前厄、本厄、後厄に該当する方は是非お申し込みください。渾身の法力で除災祈祷に臨みたいと念じています。友峰和尚より

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870