和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1485話 】
2017年 09月 11日 談

久しぶりに自坊で過ごす時間でした。孫の永峰が可愛くて家族と職員を交えて茶礼をしましたが、なんとも心の安らいだひと時でした。明日は滋賀県長浜市の良疇寺様で「滋賀北陸教区 発展拡充講習会」が開催される為、一足早く今日は会場へと車を走らせました。いかにも重々しい講習会に思われるでしょうが、これは年に一度開催される花園流御詠歌の講習会で、大安禅寺からも9名の御婦人方が参加されます。ハードロック所謂ヘビメタの時代に「御詠歌」と聞いても若き方にはピンと来ないかもしれませんが、教会で歌われる賛美歌のようなもので、通称アカペラとも言います。

涅槃図の御真前にて奉納される御詠歌 / 大安禅寺 春季涅槃彼岸会にて 

仏教では「鳴物(なりもの)」を使っての荘厳さと、女性達の唱える声とがコラボして、よりいっそう宗教的雰囲気が醸し出されます。近年各寺院に於いては彼岸会や盂蘭盆会また落慶法要や晋山式などの時に御詠歌が奉詠され、儀式に欠かせない大きな存在となっています。しかしながら最近では御詠歌会員の高齢化傾向が目立ち、若い御婦人層にも積極的に参加して頂きたいのですがなかなか難しい状況下に有るようです。ブログをご覧の皆様、9月のお彼岸会には卑山御詠歌婦人部の皆様が奉詠されますので、是非いぢと拝聴してください。また一度チャレンジしてみませんか! きっとツボにはまると思いますよ! 大いに皆様の御参加をお待ち申し上げております。ただいま御詠歌会会員募集中!! 友峰和尚より

滋賀県に住んでいる 孫の 桜衣 と 楓実 に会いました

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