和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1464話 】
2017年 08月 21日 談

今頃になって盂蘭盆会行事の疲れがどっと押し寄せ、なんとも言葉では言い表しようの無い気怠さを感じながらの法務遂行となりました。そもそも「熱中症」を疑ってもよい年頃なんですが、最近は比較的に涼しいのできっと疲れがたまっていたのではと合点しました。加齢とともに疲れを感じなくなるとの事ですから、皆様もご用心!ご用心!

午前中には久しぶりに㈱豊蔵組の香林氏が来寺され、山門横の側溝補修工事の仕事の合間にしばし歓談しました。その間にもふれあいパーク霊苑見学者が訪れており、次第に地元に浸透しているように思いました。昨年の今頃は霊苑改葬工事が愈々本格的に始動した時期で、早くも懐かしく感じたものでした。一年一年、寳勝寺の全体像が時代の求めに応じ乍ら変化をとげていく様には正直、自分でも驚きます。和尚の掲げる理想的寺院運営像を追い求めながらの日々の創造と努力ですが、今のところ、このコンセプトも受け入れられているようで安堵しています。

さて、人生とは何ぞや? この言葉の自問自答が、和尚の中で今も続いています。いったい「有終の美」とは如何なる事を指して言うのか! 本日、ふれあいパーク霊苑を見学に来られた御家族が、「自分達の未来の住処」について相談されている微笑ましい姿がとても印象的でした。きっとそこに答えが有るのだろうと深く感じたものでした。皆様はどのようにお考えでしょうか? 友峰和尚より

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