和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1365話 】
2017年 05月 14日 談

近年は日曜日に法事が集中しますが、本日も午前10時よりお檀家様の年忌法要が営まれました。朝一番には責任役員総代の藤田通麿氏が来られ、自作の灯篭を持参されましたが、それが写真の如くなかなか立派なもので灯篭に描かれている絵も創作作品だそうで、まったくに感心しました。機織りで使われていたという昔の糸巻きが灯篭の芯として再利用されており、感じのよい仕上がりとなっています。まもなく花菖蒲祭が開催されますが、藤田氏は大安寺観光協会会長も務められており、お祭りのイベントに花を添えそうです。

法要後は孫の瑞月を連れだって大安禅寺境内を一周しながらおしゃべりをしましたが、孫との楽しい時間を過ごすことが出来ました。金沢では毎日朝から夕刻まで法務とカフェのお手伝いですから、自坊に戻った時の孫との会話はリラックスタイムでも有ります。境内を歩きながら、明日から開始する花菖蒲園整備の段取りなども考えていました。あれもやりたい、これもやりたいと思いを馳せますが、如何せん老骨の我が身には呆れるばかりで気持ちだけが先走って行きます。家内が担当している薔薇園では多くの蕾をつけていました。今年は開花が例年より一週間程遅れているため、6月はきっと3つの花が揃い踏みすることと期待しています。明日からはお花達との時間を過ごすことになりますが、今から楽しみにしています。友峰和尚より

 

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