和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1163話 】
2016年 10月 24日 談

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昨日の金沢マラソンから一夜明けて今日は秋晴れの良いお天気となり、朝一番に霊苑立ち木伐採、鎮魂のご祈祷を致しました。本来なれば樹木を出来るだけ残したかったのですが、現在でも根っこが霊苑の真ん中あたりまで伸びて来ている現状から、木の根が新たな墓石を痛めるという理由で止む無く伐採する事となりました。その代わりに、新たに完成する霊苑には沢山の花木が植えられることになっています。

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承証寺様との境界に立つ木々の御祈祷

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塩、洗米、お酒を注ぎ、お浄めしているようす

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続いて、極楽寺様境界の木々の鎮魂 ご祈祷

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作業員の皆様も、お浄めをされました

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御祈祷後、立木伐採工事が始まりました

またこの度、「ふれあいパーク霊苑改葬工事」に伴い、卑山に隣接する御家にお住まいの竹内正樹様の御厚志により、燈籠二基をご寄進頂きました。良い場所に設置したいと思っています。竹内様には心より感謝申し上げます。

dsc00977-336x500御寄進頂いた燈籠のひとつです

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工事の間、河原市石材㈱様で預かって頂くことになりました

さて日の暮れが少しずつ早くなって来た今日この頃ですが、先般、和紙灯り作家「庵陽灯(あんやと)」・堀下幸恵様の行燈作品を㈱ココ・プランニングの中本会長様が寄進して下さいました。さっそく卑山の奥座敷に設えました。

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和紙灯り作家「庵陽灯(あんやと)」 堀下幸恵様とともに

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秋の夕暮れの中、暖かい燈火が部屋を照らしてくれています。こちらも誠に有難うございました。燈籠に行燈、どちらも「灯り」が共通のテーマです。「暗いくらいと不平を言わずに進んで灯りをつけましょう!」子供の頃、そんなコマーシャルがラジオから聴こえていたのを思い出しました。そうですね、お庭に燈籠が据えられた時には、火袋にロウソクの灯りを燈してみたいものです。今日は心が明るく照らされるような一日となりました。友峰和尚より

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