和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2107話 】
2019年 05月 26日 談

今日は地元の運動会で副住職家族が留守のため、和尚が午前中の「生き生き法話」をしました。今日も朝から良いお天気で、運動会開催を知らせる花火の音が響き渡っていました。バラ園では妻のお友達と共にティータイム! もう言葉にならないほど幾種類もの薔薇の花に囲まれての贅沢な時間を過させてもらいました。先般パリで求めたスミレ砂糖漬けのジャスミンティーでのお茶のひと時、時折ウグイスが美しい鳴き声を聞かせてくれました。

家内 と 清水さん  / 毎日早朝からバラ園の管理をしています

 

本日のティータイムにて

花菖蒲は例年より早い開花となりそうで、すでに幾輪かの花が咲いています。6月8日から花菖蒲祭が開催予定ですが、このままですとどうやら8日ごろ満開となりそうな気配です。明日から金沢での法務遂行の為、夕刻には移動となりましたが、今日は大相撲夏場所にてアメリカ合衆国トランプ大統領が安倍総理と共に相撲を観戦されるとか? 場内からお相撲さんに向かって「大統領!」という掛け声が掛かりますが、今日は本物の大統領が観戦ということで千秋楽テレビ観戦を楽しみにしています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2106話 】
2019年 05月 25日 談

「生き生き法話」をしました / 大安禅寺 枯木堂にて

午前中より気温が軒並み上昇し、午後にはとうとう31℃を越える真夏日となりました。副住職が留守のため午前・午後とも「生き生き法話」を致しましたが、自坊での法話は本当に久しぶりで2回の法話とも楽しくお話しさせて頂きました。今年は金沢・寳勝寺でも「楽く楽く法話」を中心に法務活動していきたいと願っています。全国の寺院に於いてもやはり住職の法話に人気が有りますから、「法話の聞ける禅寺」として布教活動を進めていきたいものです。

 

早朝の花菖蒲園は実に爽やかで清々しく、和尚お気に入りの朝の散策コースとなっています。薔薇園も見頃を迎え、妻とのしばしのティータイムを楽しんでいます。花の見頃に訪れるのはなかなか難しいのですが、今がちょうど「ベストタイミング」と思われるため、皆様には是非ご来寺頂きたいと心待ちしています!

本当に毎日の法務内容が変化していきますが、住職は10の職を持つから「10職」だと誰かさんが言っていました。今や10どころか無限に増えていく様相です。とにかくやれるだけ頑張って参りましょう!! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2105話 】
2019年 05月 24日 談

昨日は夕刻、寺町2丁目で火事が発生し本当に驚きました! 寳勝寺からも近く心配しましたが、負傷者が無く延焼も無かったことが不幸中の幸いでした。全国ニュースでも報道されたそうですが、江戸後期には寺町全体が大火に見舞われた歴史が有り、この時期は特に乾燥しているため火の元には十分注意が必要です。

 

さて、再び福井に移動しての法務遂行となりました。午後からは外国人参拝客の坐禅体験を指導しました。日本に訪れる欧米人観光客が近年急増していますが、最近では色々な体験ツアーが人気で大安禅寺での坐禅体験もその人気ツアーのひとつのようです。

 

 

一年を通して多くの外国人の方が来寺されますが、坐禅体験ツアーの他にも陶芸から忍者、着物体験など色々あるそうです。6時半からは月例の金曜坐禅会が開催され、副住職が留守のため久しぶりにその指導にも当たりました。夕刻の外国人観光客坐禅体験もそうでしたが、皆さんが熱心に坐禅される姿には心から感心したものです。瞑想は世界の人類共通の「安心の行」だと思いました。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2104話 】
2019年 05月 23日 談

気持ちの良いお天気が続いていますが、本日も「ふれあいパーク霊苑」での開眼法要が営まれ、満開の薔薇に囲まれてのご供養と成りました。読経が終わると同時に近くでウグイスが見事な鳴き声を響かせ、まるで極楽浄土の様相でした。「花鳥風月」とはまったくにこの時季を言うのだと合点したものです。また兵庫県川西市より卑山縁故者の方が久しぶりに訪ねて来られ、ご先祖が祀られている「奥の院」をお参りされ大変喜ばれていました。

 

薔薇に囲まれて 本日もご供養が修業されました

本当に心の癒される霊苑風景となっており、夕刻よりドローンを使って低空での空撮を試みました! どのような植物も撮影するにはタイミングが有り、今日は薔薇にとってまさにその時だったと思いました。青々とした竹や木々の新緑も美しく、動画や写真をたくさん撮影しました。

 

夕刻 ドローンの低空試運転 / ㈱ココ・プランニング 川面専務とともに

 

 

さて、どのような映像が撮れたでしょうか? 後日、動画をアップしたいと思いますが、これからが薔薇の開花の本番を迎えて行きます。皆様も是非ご参拝ください! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2103話 】
2019年 05月 22日 談

世話方さんとともに / 大安禅寺花菖蒲園にて

一昨日の強風から一変して穏やかな暖かい一日となり、花菖蒲の苗植え替えと園内整備が順調に進みました。6月8日から始まる「花菖蒲祭」まであと約2週間ばかりですが、今のところ蕾もグングン上がっており6月上旬には三分咲きぐらいになるのではと予想しています。

 

園内整備作業の打ち合わせをしています

斉藤公一氏 と 新命副住職

花菖蒲祭は今年で一旦終了して、来年度からは園内を一新して庭園風花菖蒲苑に切り替え、6月名物の「花菖蒲祭」から「水無月・花の饗宴まつり」または「令和の華のお祭り」とか? 名称を変えて令和年を新しく迎えていきたいものです。

 

さて、法務遂行のため金沢に移動しました。昔、和尚が法話の中でよく言いました「あっち拭く福、こっち拭く福」って! 福井も金沢もお掃除お掃除ホイサッサ! あっち拭く福ホイサッサ!!です。お掃除が禅寺の命なのです。今日も工事中の本堂前や庫裏玄関前の徹底したお掃除を工事関係者の方にお願いしました。これまでは和尚がやって来ましたが、現在は工事中で立ち入り禁止です。でも掃除は徹底しなければなりませんね。禅寺の面目は行き届いた掃除徹底の境内空間なんですから頑張って掃除しましょう! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2102話 】
2019年 05月 21日 談

大安禅寺バラ園 の モッコウバラ

早朝の境内一帯は初夏の風情が満ちています。また全山の新緑の木々にも圧倒されます。花しょうぶや紫陽花も沢山の蕾をつけ、薔薇はすでに開花が始まり甘い香りを園内に漂よわせていました。愈々花の季節を迎えようとしている大安禅寺は諸堂修理工事が始まり、静と動が混在する日々となっているようです。

 

そんななか、本日は藤田通麿総代様と京都大本山妙心寺山内・雑華院様にご挨拶に参りました。この時期の京都駅は修学旅行生達で大混雑ですが、元気な子供達の姿は実に初々しく頼もしくさえ思うものです。大本山妙心寺山内は実に静寂で、参詣されていた外国人旅行者の要望に応じて写真に納まりましたが、シャッターの音が静けさの中に響いていました。

雑華院様では、華隠窟老大師猊下(かいんくつろうだいしげいか)奥様が丁寧に迎えて下さり、御礼のご挨拶を申し上げたのち帰路につきましたが、いつも門送下さる御姿には感謝の気持ちで一杯になります。

華隠窟老大師猊下と奥様、藤田総代とともに

和尚も古希を越え、相手に対する心境が一変したように感じます。相手が人であれ自然であれ物であれ、とにかく有り難く感じるのです。南無観世音菩薩も南無阿弥陀仏も南無妙法蓮華経もみな、ありがたし! ありがたし! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2101話 】
2019年 05月 20日 談

朝方の気温が23℃と少し汗ばむ感じでしたが、午後からは一気に28℃まで上昇し昨日に引き続き真夏のような気候となりました。午前中、地元テレビ局のふれあいパーク霊苑取材が有りましたが、じりじりと照りつける日差しに頭がクラクラする始末! 寺内に戻れば明らかに熱中症と思われる症状が現れ、なんとも自分の身体の不甲斐なさを感じます。

ふれあいパーク霊苑での テレビ収録が行われました

このところ「ふれあいパーク霊苑内」での法務遂行が続きましたが、本当にこんなに素晴らしい霊苑は他には類を見ないほどと思います! 大輪の幾種類ものバラの花が今、咲き誇っています! 皆様も是非見学に御来寺下さい。薔薇の花だけでなく、色々な日本古来の草花も境内に咲いていますよ! 黄泉の世界においても安心して眠れる霊苑を創造しています。和尚も「終活」に入って来ていますが、未来の住処として更なる工夫を重ねていきたいと思っています。友峰和尚より

隅田の花火(アジサイ)、京鹿子、あやめなど / 境内にて

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第2100話 】
2019年 05月 19日 談

第2100話を迎えましたが、ブログを御覧くださっている皆様に於かれましてはお元気にお過ごしでしょうか! いや~、流石に参りました! 日中気温が28℃ですからもう真夏のような気候の一日でした。昨日も同じくらいだったと思いますが、熱中症のような感じで身体のコントロールがままならず、夕刻にはダウンしてしまいました。

 

このところのお天気続きで気温もグンと上がり、ふれあいパーク霊苑の薔薇がいっせいに咲き始め大輪の見事な花を咲かせています。本日は午前・午後とも霊苑での諷経三昧と成り、お花に囲まれてのご供養はとても気持ちの良いものでした。

 

薔薇に包まれて ご家族お揃いでの御供養が修業されました

集合墓 宙(そら) での御供養にて

 

 

 

寳勝寺との新しいご法縁を頂く方々が増えていく今日ですが、本当に有り難く思っています。なにより宗派を超えて仏教の原点に立ち返ってのご供養は和尚の望むところです。住職の役割は沢山ありますが、やはり布教が大切と心得て一所懸命に頑張っています。さて大安禅寺から花菖蒲園の写真が届きました。今月末には開花が始まろうとしているようです! 友峰和尚より

大安禅寺の花菖蒲園、元気に生長中です! 5月19日現在

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第2099話 】
2019年 05月 18日 談

薔薇が美しく咲いています / 宝勝寺ふれあいパーク霊苑 

フランス・サンリス市在住の安村さんよりお便り頂き大変嬉しく思いました。アート・サクレ芸術祭ダイジェスト版動画を毎日見ながら、現地でのことを思い出しています。芸術祭会場で来場者との交流を図るため色紙書きコーナーを設けたわけですが、その折、ボランティアで通訳を担当して下さったのが安村さんと堀内さんで、どちらも航空会社に勤務しておられ語学が極めて堪能で、和尚が話す禅語を次々に流暢なフランス語で訳され、訪れた方々の深いうなずきようからその「語訳力」の凄さが伝わって来たものでした。

お二人の通訳のおかげで来場者との会話は大盛り上がりを見せ、楽しい交流の場となりました。お二方ともキャビンアテンダントというお仕事で毎日が本当に多忙の中ご協力くださった事に感謝申し上げた次第です。和尚の海外に有ってのチャレンジとは、ある意味「人との出会いの旅」なのかも知れません! 色々な場面で遭遇する、世界で活躍されている多くの方々との出会いは自分にとって大きな「気づき」と「向上心」に繋がっていくようです。

 

本日のご法要にて

 

 

さて今日は、寳勝寺本堂での年忌ご法要と、ふれあいパーク霊苑での開眼供養を修行しましたが、多くのご家族が出席され心温まる御供養日となりました。「ありがたや 師の恩思う 如意のあと」、いつの時代でも親の背中を見て子は育つものですね。子供たちが小さな手を合わせ合掌する姿を微笑ましく感じた法要と成りました。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第2098話 】
2019年 05月 17日 談

このところ暖かくて良いお天気が続いており、つい先日まで長袖だったのがウソのようです。昨晩は6時半より月例の木曜坐禅会が行われましたが、1時間半に渡る坐禅があっという間に終わってしまいました。「身体と呼吸と心を整えましょう」とは大本山妙心寺が唱える生活信条だけに、臨済宗寺院にとって坐禅は必須の日々の行となっています。坐禅を始めて約60年になりますが、禅宗は坐禅に尽きると言っても過言では無いようです。説法や読経も大切な行ですが、坐禅を修しない寺は禅寺の旗など揚げる事は出来ないほどです。

令和元年 5月度 木曜坐禅会

坐禅後の茶礼にて

5月14日 早朝 大安禅寺薔薇園にて

さて気分爽快の朝を迎えましたが、爽快と言えば先日の早朝、妻の整備するバラ園を訪ねましたが、こちらもまた気分爽快!でした。「花ごころ」では有りませんが、この時期の花には圧倒されます!

早朝、責任役員総代の藤田様が来寺くださいました / 愈好亭にて

バラ園では今、幾種類もの花の蕾が大きく膨らんで否が応でも開花への期待が膨らむものです。花菖蒲も同じく順調に生育しています。もう間もなくですよ! 人生、心の花を咲かせましょう!! 右を見ても左を見ても花、花、花です。大いにご期待あれ!! 友峰和尚より

兼務寺院 瑞光寺(金沢市本多町) の かきつばた

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