和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2352話 】
2020年 01月 26日 談

「 静 」 大安渓仙 書

時々ブログを振り返って読んでみると、ほとんど寺内での出来事がその大半で、いかに外に出ていないかが窺い知れます。大安禅寺での一日は先ずは境内の外掃除から始まり、終日アトリエと堂内を行き来しその運動量は実に多く、健康を保つには最適な環境でしたが、現在は加齢も手伝ってか外出する事も少なく部屋に閉じこもっての法務遂行が多くなっています。運動不足は当然の事ながら身体のあちこちの機能を低下させ、最近では筋力の衰えからか膝関節痛に悩まされる始末。少子高齢化社会の中で高齢者に一番求められているのは、自分自身が徹底した健康管理を保つことだと改めて自覚するものです。

和尚もスローでは有りますが、健康回復の為に自室でのストレッチを励行するよう努力を始めています。「病みてこそ道心の起こる候 不幸はこれ道の幸いなり」とは花園法皇様のお言葉乍ら全くに同感です。72歳の誕生日を迎え、今後は健康管理と共に身体の強化にも務めていきたいと思っています。誕生日にあたり本日も多くの方々から心温まるお祝いの御品やお言葉を頂き本当に有り難うございました。心より厚く御礼申し上げます。友峰和尚より

チューリップの発芽

友峰和尚のちょっといい話 【 第2351話 】
2020年 01月 25日 談

本日72歳の誕生日を迎えました。日頃より御法縁を頂いている方々より心温まるお祝いメッセージを頂き、心より感謝申し上げます。人生100年時代とはいえ、健康で長寿を全う出来るとは限りません。超高齢者の方から見れば72歳などまだまだ若い年齢と言えますが、健康で元気に70歳を迎えることもなかなか難しいものです。72歳の誕生日を迎える事が出来たのは、これ偏に神仏の御加護と健康な生命を与えてくれた両親のお蔭だと感謝するものです。また多くの方々との今日までの御法縁にも深く感謝いたします。

朝 霊苑管理事務所スタッフの皆さんと、誕生祝御礼の茶礼をしました

桂岩寺のご住職から 心温まるお祝いの御品物を頂きました

ヒザを温める「遠赤外線 温熱ひざかけ」

娘から届いた 手作り毛糸 の 手編み帽子

大相撲1月場所も明日が千秋楽ですが、石川県出身の炎鵬のように、身体は小さくとも強靭な精神で大活躍している姿には感動を覚えるものです。和尚も健康第一に、少しでも皆様のお役に立つよう元気に頑張っていきたいと闘志を新たにしています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2350話 】
2020年 01月 24日 談

本日夕刻 福邦銀行の舟橋くんとともに

昨晩は㈱ココ・プランニングの中本会長御夫妻が東京より来寺下さり、和尚の誕生御祝いにと妻と共に夕食を御馳走になりました。昨年末に東京の卑山御檀家様のお参りに上京した際にも歓待して下さり、本当に有り難く感謝申し上げた次第です。また昨日にはふれあいパーク霊苑管理事務所スタッフ皆様からお祝いのお花を頂き、本日は早速応接間に飾らせて頂きました。

思えば学生時代に詠んだ俳句「シクラメン 生誕の日に いきいきと」を思い出し、72歳という年齢に驚くばかりです。昨年は息子夫婦や孫達に囲まれての誕生会でしたが、今年は金沢での誕生会となりました。所は変われど「誕生日」とは、両親に感謝する大切な喜びの記念日で有る事を強く思う今日この頃です。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2349話 】
2020年 01月 23日 談

この1月25日に和尚72歳の誕生日を迎えますが、本日は㈱ココ・プランニングスタッフ・清野さんのお孫さん、ほのかちゃんより似顔絵付きの御祝いメッセージが朝一番に届き、なんともホッコリしたものでした。和尚にも内孫、外孫と5人いますが、これまでにも沢山のメッセージや絵手紙などをもらい自室に飾っています。今日は、ほのかちゃんが描いた和尚の似顔絵と本人の写真を見てその成長ぶりに驚きました! しばらく会っていなかっただけに御祝いカードは嬉しい便りでした。ほのかちゃん、ありがとう! また金沢に遊びに来てくださいね。

福井市より 臨済宗妙心寺派寺院 華蔵寺 御住職が来寺くださいました

 

霊苑管理事務所スタッフの皆様より 御祝の花束を頂きました

中本隆久会長と御奥様とともに

さて終日小雨模様の金沢でしたが、午前中は法務に専念し、午後からは妻とゆっくりした時間を過ごしました。それにしても膝関節痛に悩まされる昨今ですが、その原因が運動不足から来るものだと自覚するものです。注意一秒、怪我一生!の諺通り、運動不足は不足の禍いを生じるようです。ご用心!ご用心! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2348話 】
2020年 01月 22日 談

玄関水瓶 の 薄氷

朝方の気温がマイナス1℃と、この冬一番の冷え込みとなりました。相変わらず雪のない穏やかな北陸地方、本当に不思議な気がしますが、時折吹く風の中には春の匂いさえ感じるほどです。一年で最も寒い時期なのに、ニュースでは所に寄って14℃を越える地域もあるとか? まったくに異常気象としか言いようが有りませんね。お天気が良いのは大歓迎ですが、雪が降らないのも気に掛かるところです。

午前中にはふれあいパーク霊苑にて新墓入魂と納骨の儀が行われましたが、不思議なほどよく晴れ渡った好天気の中でのご供養と成りました。法務遂行においては実に有り難く、お参りされる方々にとっても、爽やかな気候のもとでの読経は敬虔な気持ちを殊更深くするものです。午後からも引き続き、新たに御法縁を頂いたお家の方と懇談しましたが、「日々是れ新たなり」の禅語が身に染みる昨今です。友峰和尚より

本堂裏庭にて 蝋梅が開花

友峰和尚のちょっといい話 【 第2347話 】
2020年 01月 21日 談

干支色紙描きを進めています

2月3日(月)夕方6時半より「令和2年度 節分会大祭」が大安禅寺で開催されます。当日は日頃よりご厚誼を頂いている約100社の地元並びに県外企業スポンサー様へ、御祈祷札と共に和尚自筆の干支色紙を御礼としてお配りさせて頂いています。各御社にはかれこれ約40年近く大安禅寺復興の為の御浄財にご協力を頂いており、お蔭様で現在諸堂全面修理工事に至っています。

本日も引き続き「干支色紙」描きに専念しました。一枚一枚感謝の気持ちを込めて丁寧に描いていますが、残すところあ80枚となり、この一週間で完成させたいと頑張っています。時々会社を訪ねますと、廊下や社長室に和尚の色紙が飾ってあるのを見て大変嬉しく有り難く感じています。

ひとつひとつ 丁寧に仕上げていきます

今後の諸堂修復工事事業への皆様からの御寄進の御礼には、和尚直筆の達磨図や水墨画、墨蹟などを奉謝品として差し上げたいと思いますが、何を描こうかと毎日思案中です。一人でも多くの方々と御法縁を結んで「令和の大修理工事」を進めて行きたいと只管願っています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2346話 】
2020年 01月 20日 談

「とちおとめ」を 御真前にお供え致しました

栃木県鹿沼市にお住まいの卑山総代・北條様より和尚好物の苺を御恵送下さり、さっそく御本尊にお供えさせて頂きました。食事制限療法を続けて約7カ月が過ぎ、糖質のものを控え野菜中心の食事に徹底したところ次第に体が軽くなって来ました。されど今度は筋力が低下し膝関節を痛めるなど、なかなか自分の思うようにはいかない世の中です。毎日バランスよく栄養を補給する事が大切ですが、70歳も過ぎると運動量も減少する為、どこかで真剣に自分の身体と向き合うことが必要のようです。

郡上八幡市 慈恩寺 奥様と娘様、ご親戚の方とともに

さて本日は岐阜県郡上八幡市より、臨済宗妙心寺派で名庭でも有名な「慈恩寺」様の奥様と娘様(西宮市在住)、そして奥様のご親戚が京都から来寺下さり、応接間にて親しく歓談しました。慈恩寺の住職様は妙心寺花園流ご詠歌の滋賀北陸教区の先生でも有り、妻共々長年に渡りお世話になっています。

本日はご来寺を賜り 厚く御礼申し上げます

金沢市内の各観光地は全国的にも有名で、北陸新幹線が開通して以来、多くの観光客で賑わいを見せています。明日は金沢市内観光を楽しまれるそうですが、寳勝寺寺カフェも次第に知名度を上げつつある今日この頃です。友峰和尚より

境内の 乙女椿が咲き始めました

友峰和尚のちょっといい話 【 第2345話 】
2020年 01月 19日 談

大相撲一月場所で石川県出身の輝(かがやき)、炎鵬、遠籐三名の力士が人気を博しています! 輝と炎鵬は同じ学校出身でしかも同期だそうで、特に炎鵬のファイトは目を見張るものが有ります。武道で「小よく大を制す」とは彼の事を指す言葉だと思うものです。遠藤に於いては久しぶりの大活躍で、一月場所を盛り上げる力士となっています。千秋楽までまだ日にちが有りますが、最後まで大きな声援を送りましょう!!

新年の御祈祷が修業されました

さて午前中に岐阜県にお住まいの武藤靖様ご夫妻が新年の御挨拶に来寺下さり、和やかな歓談の席と成りました。新年ということも有り家内安全・健康安心の御祈祷も合わせて祈願しましたが、本年のテーマは「無事」で、なによりも和合の心を念じたいものです。

 

武藤様ご夫妻とともに

日曜寺カフェの堂内に流れる琴の音色が、正月明けの名残を惜しむかのようにゆったりした雰囲気を醸し出していました。まもなく立春を迎えますが、さらに気持ちを切り替えていきたいと思います。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第2344話 】
2020年 01月 18日 談

大安禅寺金曜坐禅会 藤田氏と 御子息とともに

一月も後半に入って本格的に法務も増えてきました。午前中には大安禅寺「金曜坐禅会」会員の藤田さん親子が来寺下さりしばし歓談しましたが、藤田さんは福井市内で建築設計事務所を経営されており、長年坐禅会に参加され自己研鑚に励んでおられます。大安禅寺の「金曜坐禅会」は40年以上の歴史が有り、現在は新命副住職が坐禅指導に当たり第2・第4金曜日の午後6時半より枯木堂で開催され、最近では坐禅会員数も増え嬉しく思っています。

㈱豊蔵組 江川部長と香林次長とともに

祥月命日忌法要が修業されました

さて、正月明けの土曜日の寺カフェは実に長閑(のどか)で観光客の方々もゆっくり寛いでいるようでした。午後からは本堂で御檀家様の祥月命日忌諷経が営まれましたが、カフェ利用のお客様も合掌してお参りされていました。祈り!寛ぎ!安らぎ! ビハーラ本来の姿に安堵する今日この頃です。友峰和尚より

< 絵画は 荒木芳栄さんの作品です >

友峰和尚のちょっといい話 【 第2343話 】
2020年 01月 17日 談

令和2年 1月度木曜坐禅会

今年最初の月例木曜坐禅会が厳しい冷え込みのなか昨日午後6時半より行われ、老若男女合わせて8名が参加されました。坐禅終了後には応接間にて和合の総茶礼をして新年をお祝いしましたが、坐禅会を卑山で開催して6年が経ち、参加者の職業も色々ですが最近では地元大学生が加わり有り難く感じています。

坐禅終了後 新年の和合の総茶礼

いつも思うのですが、坐禅は「呼吸、体、心」を整えるに素晴らしい手段だと実感します。日常の生活リズムからしばし離れ、「自分一人きり」になり「自分を整える」ことの大切さでも有ると思います。僧堂の入り口には「止静(しじょう)」という看板が掲げられていますが、大変意味のある言葉だと思います。これは坐禅を始めるときに使う言葉で「参禅者が止住し寂静となるさま」を意味します。人生一度立ち止まって自己を見つめる時間が欲しいものですね。さて、ふれあいパーク霊苑第2期工事も着々と進んでいるようです。友峰和尚より

ふれあいパーク霊苑 第2期工事が進んでいます

㈱河原市石材 河原市社長とともに

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