和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第521話 】
2015年 01月 21日 談

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ゆっくりする間もなく”節分会御祈祷札書き”が始まりました。卑山の御札の「御祈願文」と「依頼者名」は、一枚一枚、直筆で丹念に書いています。もうかれこれ30年以上に渡って続けられています。最近では中に入っている祈祷札も印刷のものが増えていますが、卑山の御札は現在も、歴史有る古い木版を使って手刷りしたものを使っています。一願一願、心を籠めての筆書きとなりますから、御札への思いもひとしおのものがあります。ブログをご覧の皆様も、希望される方が有りましたらお申し出ください。和尚が御札を書いていますよ。

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祈願文は、「家内安全」「健康安心」「商売繁盛」「学業成就」「病気平愈」「交通安全」等々です。御札が出来上がりますと、2月1日に御祈祷してお渡しすることになっています。我々は日々、本当に沢山の神仏に守られて生かされています。色々な災難から家族や自分を守る為には、まずは「自分の心を見つめる」ところから出発です。御祈祷は「自分の心との遭遇」を第一義とし、清浄なる自分の心を起点にその波状効果をもって災難から身を守る法力でもあります。和尚も時々、自浄の御祈祷をすることが有ります。「成りきる!捨てきる!」為に祈祷太鼓を用いますが、実に爽快さを味わうものです。

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さて今日のお客様です。福邦銀行堀ノ宮支店渉外担当の坪川敏浩さんと、本店ライフパートナーの駒崎恵美さんです。坪川さんは日頃より何かとお世話になっている営業の方で、今日は駒崎さんと共にご来山くださいました。勿論の事、新しい商品の説明と勧誘に来られたわけですが、大変丁寧な説得力溢れる坪川さんの説明に聞きほれました。物腰柔らかく美しい駒崎さんとの掛け合いに圧倒されたものですが、ひとまず今日は説明を受けるのみとなりました。そうですね。今日あるのは、なにもかもが皆さんの「お金」です、いやいや「おかげ」です。どうか皆様、「お金と、おかげ」を大切に参りたいものですね。頂いた名刺には「ゆめプラザ」と有りました。ひょっとしてお二人さんと会ったのも夢の中だったのかも知れませんね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第520話 】
2015年 01月 20日 談

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年初めの責任役員総代会が、福井市内の上田総代様のお宅にて開催されました。と言いますのも、上田様の「ぜひ手打ちの蕎麦を御馳走したい」とのお申し出から、ほかの役員の皆様共々お言葉に甘えて上田邸を尋ねました。11時より責任役員総代会が開催され、新年度の行事を始めとして諸問題についての討議がなされ、会議終了後、早速に上田総代様御手製の手打ちそばが皆様に振舞われました。先般、年頭回礼のお参りの際にも手打ちそばを御馳走になりましたが、今日はまた一段と真心の篭った美味しいお蕎麦でした。

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左から、上田総代様、藤田総代様、蒔田総代様 です。

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上田総代様の奥様も自然主義派で、自ら多くの野菜やハーブを作っておられ、いつも手造りの美味しいお料理を頂いています。久しぶりに上田様ご夫妻を交えての懇談となり、話題も実に幅広く、そば作りから政治、骨董、ハーブのドライフラワー作り、そして音楽に至るそれはそれはエンドレスの盛り上がり状況となりました。上田総代様は御年78歳になられたとの事。健康上の理由で最近は外出されることも少なくなっているそうで、今回、ご自宅を希望されての会議となりましたが、楽しく皆様との懇親が出来た一日となりました。‏最近では持ち回りで総代様のご自宅での会議をすることが増えて来ました。これまで卑山の座敷で行ってきた会議も、ご自宅をお借りすることで随分と会議の雰囲気も変わって行きます。‏何よりも大切なことは、胸襟を開いて忌憚のないお話し合いとなることが一番ですね。‏出会い、ふれあい、和み合いです。‏今日の会議からお食事会、そして懇談の様子のお写真を御覧頂き、大安禅寺責任役員総代会の御報告といたします。‏さて矢の如く時が過ぎて行きます。懇親をした後は時を止めてスローライフと行きたいですね。時間を止めるとは心の動きをを止めるしかないようです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第519話 】
2015年 01月 19日 談

地元町内の沿道には節分会を知らせる旗が北風を受けてたなびいています。ずらりと並んだ赤い旗を見ますと間もなく春がやって来るという気分に駆られるものです。旗で思い出しますが、「二十歳」の事を「はたち」と言いますが、何故「はたち」と発音するのか?という問いに対して、昔は成人するとお祝いとして旗を立てたそうで、その旗の「乳」が20個あるところから「旗乳」すなわち「はたち」と呼んだそうです。うんうん成る程ね。諸説あると思いますが、どんな行事に於いても旗を立てるのは古来よりの日本の風習のように思います。5月5日の端午の節句の際にもところによっては軍旗を立てますし、お祭りやショッピングセンターの催事の際にも広告用の旗が立ち並ぶ光景をよく見かけますから、やはり旗は気分を高める効果があるようです。

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さて、節分会は厄払いの御祈祷祭でもあります。前厄、本厄、後厄、と3年続きの厄年。なんとも厄介な年回りでもあります。人間の身体は借り物ですから、時々はメンテナンスが必要ですね。人間は、10年に1度、3年をかけて身体の新陳代謝を繰り返すとされているようです。竹の節づくりのようなものなのでしょうか? まずは厄除けの御祈祷を受けて、心身の安定と感謝の心を捧げたいものです。ハタと困った時の御祈祷です。今年は2月1日、日曜日の午後6時半から節分会が開催されますので、今歳厄年を迎えられる皆様は是非ご参加ください。「南無観世音菩薩」 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第518話 】
2015年 01月 18日 談

小春日和の今日、久しぶりに金沢市内散策に妻と出掛けました。昨年の3月に「しいのき迎賓館」で個展を開催しましたが、あれから間もなく1年が経とうとしています。日曜日ながら静かな佇まいを見せる建物は、和尚にとって思い出深い場所となっています。しいのき迎賓館での個展をきっかけにニューヨーク州サラ・ローレンス大学内での墨蹟・禅画展を挙行したわけですから、思いもひとしおのものが有ります。食事をしながらの妻との会話は当然ながらその折々の話題に波及していきましたが、つくづく人との御縁を感じています。そもそも「しいのき迎賓館」とのご縁を頂いたのは、その館にお勤めになっている女性の方からの御依頼でありましたし、そのことを契機にアメリカ行きを決断したわけですから、その女性とのご縁がなければ恐らくどちらの個展も開催されることは無かったかと思います。金沢に縁あって4年目の春を迎えようとしている今日、これからも益々、人との縁の広がりを感じています。食事の後は、石川県立美術館を訪ねました。現在「没後400年記念 高山右近とその時代」の展示が行われていました。南蛮美術展に興味があって訪ねましたが、大安禅寺に収蔵されている「南蛮図屏風」がいかに重要であるか、改めて認識したものです。

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美術館内のカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」にて

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今では年間に約1000万人の外国人が訪れる日本。400年前の当時、ポルトガルよりはるばる船で渡来した外国人に出会った日本人の驚きは、想像以上のものだったに違いありません。和尚の心はいつしか遠き時代に遡って、織田信長や豊臣秀吉、高山右近、徳川家康、千利休達との会話の中に引き込まれていった、妻との休日となりました。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第517話 】
2015年 01月 17日 談

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インフルエンザが年明けから全国的に猛威をふるっています。それだけではなく、ノロウイルス感染も広がりを見せているとか。兎に角、近年はウイルス対策が急務のようです。予防方法としては、こまめな手洗いを奨励していますが、目に見えない細菌ゆえに厄介な話です。和尚自身も昨年、インフルエンザの予防注射を受けたものの、残念ながらその後、風邪をひいてしまい、今に至っても咳が続いています。予防対策は十分にしていたつもりでしたが此の有り様ですから、皆様も十分に気を付けてお過ごしいただきたいと思います。「俺は大丈夫だ!」なんて豪語しておられる方も今は大丈夫でも最後にかかるのが「トリインフルエンザ」ってことにならないようにね。冗談ですよ。節分会を目前にして準備が進められていますが、これとて「鬼退治」から始まった行事。「鬼は外!福は内!」と叫びながら煎り豆を撒くわけですが、まかり間違ってもいけないのは、この「鬼」とは自分の心を指すという事です。「今に見てろ!」「黙ってろ!」「覚えてろ!」などの逆恨みの心が「鬼」と化すのですから、お間違えの無いように願いたいものです。心の鬼を退治しての和合の豆まきこそ「節分会」の本分ですぞ。

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こんな世語が有ります、「恐ろしき 地獄の底の鬼とても 己が噴き出すものと知らずや」ってね。さて、和尚の干支色紙描き、今だに続けられています。「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹・・・・」なんだか眠くなってきましたZZZZZZZZZZ・・・友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第516話 】
2015年 01月 16日 談

林修先生の「今でしょ!」が流行語大賞となったのは記憶に新しいわけですが、先日、テレビを見ていましたらある60代半ばのおばさまが「もうこの年になると、林先生の今でしょ!なんて言えません。あとでしょ!!」って笑いをとっていましたが、なるほど! ポジティブに考えれば「今でしょ!」ですが、「あとでしょ!」もなかなかに味わいのあるギャグだと思ったものです。と言うのは、加齢とともにすぐには行動できなくなることが多くなりますから、自分のリズムに合わせてとなると「あとでしょ!」の方が、良い仕事が出来そうです。「急いては事をし損じる」なんて諺があるくらいですから、どうやらネガティブ的言葉と受け取られがちな「あとでしょ!」を今年の流行語大賞となるべく皆様使ってみてはいかがでしょうか?「和尚さん、頼んでいました墨蹟、出来ましたか?まだですか?いつ書かれますか?」。。。「あとでしょ!」(ひょうきんに言う)もう一つ、「和尚さん、美味しいお菓子が有りますが、いつ食べられますか?」。。。「あとでしょ!」(声を高くして言う)。。。面白くないですか!? もちろん高年齢の方のみが使える「あとでしょ!」です。和尚も最近になって行動が鈍くなってきましたので、否応なく「あとでしょ!」の方が楽に思えてきました。そんな事をもやもやと思っていましたら、野口美智子様が年始の御挨拶に来られました。流石にこのことだけは「あとでしょ!」っていうわけには行きません。やっぱり「今でしょ!」が正解のようですね。友峰和尚より

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友峰和尚のちょっといい話 【 第515話 】
2015年 01月 15日 談

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寶勝寺の本堂屋根修復工事が進められている中、今日は新年の挨拶ということで佐藤元治さんが尋ねてこられ、よもやま話に花が咲きました。佐藤さんのお仕事は生命保険の営業部ですが、和尚など生命保険どころかすでに「消費期限」いや「焼却期限」が刻一刻と迫りくる中での出会い、保険より保健の方が大切かもね。話は盛り上がり、究極、営業の秘訣とは「コンパクトにインパクト!」という言葉で結論を見る事になりました。成る程そうですね、セールスのポイントは「短い説明でいかに商品のインパクト」を印象付けるかがカギのようです。このことは人生全般にも言えることで、何をやる上においても「時間を無駄にしないでいかに効率よく働けるか」が日々の充実感にもつながって行くように思います。

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そういえば過去、競走馬に「ディープインパクト」という名馬がいたのを思い出しました。名前の如く実に大活躍をした名馬でした。やはり「コンパクトにインパクト」が事の成否のキーワードのようですね。時を同じくして金沢市役所の歴史建造物整備課の皆様が文化財関係者の方々と工事の視察に来られました。コンパクトな寶勝寺がどうやって今後インパクトを与えることが出来るかと、思わず頭の中を駆け巡った一日となりました。皆様本当にご苦労様でした。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第514話 】
2015年 01月 14日 談

新年最初の玄峰副住職の「生き生き法話」が始まりました。地元テレビ局の取材もあり、穏やかな天気のなか観光客の方々も何処か華やいだ感じが見受けられました。旅行ほど楽しいものは有りませんが、その旅先で楽しい法話が聞けるということなれば尚更の事です。

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法話終了後の皆様は満面の笑顔でまさしく「笑う門には福来る!」でワイワイガヤガヤ、何ともかんとも極楽浄土の趣でした。この3月14日に北陸新幹線が開業となりますが、今年に入ってさらにニュースとして盛んに取り上げられています。日本で初めて新幹線が開通したのが1964年(昭和39年)10月1日ですから、41年ぶりにして漸く北陸に新幹線が開通するという実に気の長い話でもありましたが、やはり東京ー金沢間が2時間20分で直結されるというのは本当に素晴らしい事だと思います。これまで、東京都心までは乗り継ぎでしか行けなかったわけで有りますから、あらゆる面で経済効果があるのは言うまでもないことです。簡単に申せば1300万人の御得意先が急遽発生するようなものですね。また、長野県・群馬県とも交流が盛んになると思います。福井駅とつながるのは約6年後だそうですから楽しみに待ちたいと思いますが、現在は金沢市で一足早く活動を始め、6年後の福井開通につなげたいと念じています。交通のインフラは人間の体内血管のようなもので、情報を伝えるための大切なパイプでもあります。電子社会がどれだけ発展してもやはり現地現場に立ってみて肌で感じてみる事が大切だと思います。素晴らしい海と山に恵まれた北陸地方は大都会の人々にとってオアシスの地としてきっと満喫されることと思いますし、また我々にとって世界的にも素晴らしい大都会・東京は未来創造へのエネルギーを貰い受ける事の出来る「マンパワー」の魅力あふれる街であることを思いつつ、今年最初の観光客の皆様を御見送り致しました。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第513話 】
2015年 01月 13日 談

「も~いくつ寝るとお正月~」なんて思っていたら月日はたちまち過ぎ行き、一月も早や中盤に入ってしまいました。さて、皆様に於かれましてはお正月をゆっくり過ごせましたでしょうか? このところの穏やかな気候で和尚の気持ちはすでに春模様といった感じながら、身体は凍結状態で運動不足を補うために日々お掃除を心がけています。また、間もなく節分会を迎えるため、卑山と長らく御法縁を頂いています多くのスポンサー様への干支色紙描きに専念しています。この時期になると、干支色紙も最初の頃とはずいぶん変化してシンプルに描けるようになって来ます。毎年のことながら、絵の変化に自分でも感心するときが有ります。何度も何度も羊の写真を見て研究しながら干支の絵も進化して行くわけですが、羊の絵からの鳴き声が和尚の耳にはっきり聞こえてくるまで頑張って書き続けたいと念じています。皆様、ここまでの絵の変化をご覧ください。

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一枚として同じ物は有りませんね。その時々の心の有り様によって、微妙な筆の線を作り出していきます。羊さんに成り切っての干支の絵描き。今年も良い一年になることを願ってやみません。寶勝寺では、おトイレの工事が始まろうとしています。禅寺では、おトイレのことを「東司」(とうす)と呼びます。東司とはトイレの守護神「烏枢沙摩明王」を指し、昔は「東浄(とうちん)」とも呼ばれていました。

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長らく物置として使用されていたおトイレの場所

寺院に於いて「東司」はとても大切な場所だけに、今後吟味して作って行きたいと思います。健康の源は日々のお通じが重要かと思いますよ。「ごもっとも、ごもっとも」。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第512話 】
2015年 01月 12日 談

AFC2015アジアカップが‏始まった。日本人選手の世界的レベルも以前とは格段の差があるだけに、大いに期待したいものです。‏近年の日本人選手のスポーツ界における活躍は目を見張るものが有ります。‏体力的には世界水準よりやや劣性を強いられてはいるものの、精神力に於いては群を抜いて力強さを発揮してくれますから、本当に応援のし甲斐があります。‏昨日は、札幌スキー場で行われたジャンプ競技で沙羅選手が見事逆転優勝し、ワールドニュースでも取り上げられていました。日本人選手が本番に弱いというトラウマ的評価は今や過去のものとなりつつあるようです。スポーツは勝ち負けがはっきりしているため無条件に楽しめますね。‏勿論の事、スポーツ界のみならず、音楽、芸術、料理、化学、物理などなど、色々な分野で日本人の活躍がクローズアツプされています。応援する側にも力が入りますが、また自分も頑張らねばという気持ちにもなります。

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‏NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の中で、「勉学の向上と努力」についての台詞が印象的でした。「何が故に我々は勉強しなければならないのか!」の答えとして、「いつの日か、自分が国の為に役に立つときがきっと来る、その時のためにこそ勉学の向上を目指して努力するのだ」‏と。日本人の勤勉さこそが、現代の力強い日本国家の根底を成しているのだとサッカーの試合を観戦し応援しながら思ったものでした。友峰和尚より

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