和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第431話 】
2014年 10月 30日 談

個展が終了したというのに、今日も‏何となく奇妙な感覚の中にいます。これは一体何なんでしょう?ニューヨークにいるのに、何処かほかの国にいるような‏感覚です。

写真最終組、本日帰国します‏

朝方8時半、最後までお手伝いして下さった7名の方を御見送りして、その後、ホテルの部屋で自分の荷物の整理をしましたが、体全体が弛緩したような、昨日までの自分とは別人のような感覚で、今まで何をしていたんだろうってポカンと気の抜けた状態が続き、なかなか次の行動に移行できませんでした。そこへグリフィス教授が迎えに来られ、サラ・ローレンス大学まで戻って、昨日梱包した掛け軸や備品を日本に送るため一緒に郵便局へ行きましたが、これまた大変な作業でなんと2時間要しました。野口先生の荷物が送れるか心配されましたが無事に通過して一同ほっとした次第です。

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荷物を本国に送り返した時点でようやく終わった感覚がしました。それと同時に、グリフィス教授はじめ仁さんはこれまでどんなに準備に労を費やしてきたかをしみじみと感じ入りました。また、野口先生始め御社中の皆様、斎藤様、加賀様、好ちゃん、事務局の山口さんの深甚なるサポートに感謝の念でいっぱいになりました。いつもそうですが、終了するまで気が抜けず参加くださった皆様への気配りに欠ける事を本当に申し訳なく思います。もっともっとみなさんのお気持ちに添うように心を尽くさねばなりませんね。毎回終了して知る反省の心です。無事に終了できたのも偏に皆様の温かい思いやりと協力が有っての事と深く感謝申し上げます。‏また、留守を守ってくださっているすべての方々の御支援にも心より感謝申し上げます。‏ 和尚の我儘にお付き合い頂いて居ることに甘えず今後は少しでもお返しできるように頑張って行きたいと思います。本当に本当に有り難うございました。有り難うございました。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第430話 】
2014年 10月 29日 談

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最後の墨跡デモンストレーションに向けて、全員で準備 / 撮影:加賀 好さん

千秋楽の今日は暖かい一日となりました。12時からの最後の墨蹟デモンストレーションに全身全霊で挑みましたが、大学の副学長様も見学に来られより一層力が入りました。

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観覧された方々の質問に答えるグリフィス教授

これで全てのカリキュラムを終了しましたが、何とも妙な感覚の中にあってまだ実感として終わった感覚が出てきません。今後、時が経つにつれて少しずつ感じるのかも知れませんね。ニューヨークでの個展開催という事で随分心配もしましたが、グリフィス教授と子息の仁さんの力強いサポートで無事に円成出来ましたことを安堵とともに大変嬉しく思っています。会期中は野口美智子先生と御社中の皆様には幾重にもお世話になり、厚く御礼申し上げます。後片付けの際にも野口先生はじめ社中の皆さま、加賀様、好ちゃん、斎藤さん、グリフィス教授さま、仁さん、山口さん、には大変お疲れのところお手伝いいただき無事にすべてを綺麗に片づけて梱包できましたことにも厚く御礼申し上げます。

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墨蹟パフォーマンス終了後、会場を撤収

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夕方6時、会場として10日間お世話になった、サラ・ローレンス大学図書館を出発

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夜の講義があるため大学に留まるグリフィス教授と、お別れのご挨拶

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最後の夜を、大学近くのレストランにて

今後、今回の経験を色々な場面で活用していきたいと強く念じています。留守中をお守り頂いています全ての皆様に心から御礼申し上げ、個展終了のご報告といたします。有り難うございました。友峰和尚より

 

 

 

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第429話 】
2014年 10月 28日 談

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野口社中の皆様、本当にご苦労様でした。今日は4名の方が朝8時半に帰国の途に就かれ、ホテルで御見送りしましたが、何ともさみしい限りでした。明日で「サラ・ローレンス大学個展」も最終日を迎えます。野口美智子先生、姉崎志乃様、姉崎ともよ様の三名が、明日の墨蹟デモンストレーションのお手伝いとして残られまた、加賀容子様、好ちゃんも最終組として残られました。今日も午前中から大学生との懇談会が開催され、和尚をはじめとして、野口先生、加賀容子様、加賀好ちゃん、そして家内も参加しての質疑応答となり、学生たちの熱い思いの中で楽しい懇談となりました。

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午後も引き続き学生達との懇談が行われ、グリフ教授も参加しての大変に内容のある質疑応答となりました。夕方6時からは坐禅が行われましたが、今日はこれまでで最高の14名の学生並びに一般の参加者が有り、好評のうち坐禅会も終了しました。学生との懇談会の最中にサラ・ローレンス大学の副学長様も個展会場に来られ、終日賑わいを見せたものです。何よりも嬉しいことは、日にちを経るごとに学生達が会場に顔を見せるようになってきたことです。此の一週間、実に有意義なものでした。初めて禅に触れる学生ばかりですが、墨蹟や茶道、華道、ミーティングの催事を通して少しずつ興味を示しはじめ、特に現在、日本語を勉強している学生は熱心に何度も会場に足を運んでくれたことは大いに元気づけられた感が有りました。

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サラ・ローレンス大学副学長様とご挨拶

愈々明日、正午より、大学生対象の墨蹟パフォーマンスが開催され、今回の個展千秋楽となります。反省する間もないほどハードなスケジュールでしたが、今は充実感の中に日々を過ごしています。グリフ教授を始め仁様には並々ならぬご苦労と心づかいを頂いていることに改めて感謝申し上げたいと思います。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第428話 】

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グリフィス教授のご自宅付近の風景

今日は、昨日の3時から行われた墨蹟パフォーマンスの後片付けの為に大学へ行き、その後はグリフ教授の案内でニューヨーク郊外の紅葉を鑑賞に行きました。「サラ・ローレンス大学個展」も愈々あと2日間を残すのみとなりました。明日は10時から学生との懇談会が予定されており、二度目の開催となります。大学の雰囲気に慣れるにつれ、学生たちとの距離感も縮まってきた感が有り、もっともっと交流してみたいと思うこの頃です。和尚の大学時代の頃を思い出しながら学生と接していますが、何とも不思議な気分になるものです。大安禅寺や寶勝寺も今後国外の留学生などを受け入れてあげたいものです。学生時代に見聞を広げることは大いに賛成ですし、どんどん国外に出て色々な文化の違いを体験して欲しいですね。地球を取り巻く環境は昔と違って随分と世界が狭くなってきています。いろんな意味で多くの国々との交流をしてほしいと願ってやみません。さて今回のニューヨークでの個展開催が今後の創作活動にどのようにプラスされて行くか楽しみにしています。あと二日間になりましたが気を引き締めて頑張って行きたいと思います。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第427話 】
2014年 10月 26日 談

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今回の個展開催で最も重要な「墨蹟デモンストレーション」を午後3時から行い、全力で臨みました。今日はニューヨーク市民対象という事でしたが、一般市民とともに学生さんも沢山見学に来られ、気合を入れながらのパフォーマンスに大きな拍手を頂きました。何が故の「墨蹟デモンストレーション」かと言えば、禅は成りきることの大切さを説きますから、筆と紙と墨と心とが一つになる瞬間が無心の当体であり、その事を知ってもらうには実際に見てもらうことが一番早く納得してもらえます。本当に快晴の天候に迎えられての催事となりました。くどくどと言葉を並べるより今日のパフォーマンスの写真をご覧いただければと思います。野口先生の生け花とお茶会も大盛況でした。

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何もかもが縁のなせる業でありますが、一日を無事に終えてひたすら感謝あるのみです。心より感謝感謝感謝。‏多くのご縁で無事に終えることが出来ました。愈々明後日、「サラ・ローレンス大学個展」の最終催事・墨蹟デモンストレーションに挑みたいと意を強くしています。友峰和尚より

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友峰和尚のちょっといい話 【 第426話 】
2014年 10月 25日 談

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1-25日間の行程を終え、帰国される4名の方々。

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大変おつかれさまでした、また日本で再会しましょう!

肌寒い気候ながら爽やかな秋風を受け、今日は久しぶりの休息日となり、9時にホテルを出発して一路ニューヨーク市内へと向かいました。昨日まで個展イベントに集中していた為、周りを見る余裕すら有りませんでしたが、今日は休養も兼ね市内観光に出かけました。野口社中の一部の方々が早朝に帰国されたため、総勢13名で一緒に出掛けたわけですが、ほとんどの方がニューヨークは初めてとあって世界の中心都市のダイナミックな高層建築群や風景に酔いしれることとなりました。

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和尚は40年ほど前に来ましたが、その頃よりダントツに街が綺麗になっていることに驚きました。何もかもが人間のワザとは思えないほどの高層建築群にはさすがに圧倒され、40年前とは比べ物にならないほど建築物が増え、しかも建物が超高層となっていることに感動すら覚えたものでした。

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十分に休息できたかどうかは分かりませんが、とにかく時差と寝不足と極度の疲れとが相まって、不思議な感覚の中での一日となりました。何事もそうですがやはり現場に来なければ実感できないものが有ります。写真やビデオの映像をもってしても現実に目の前に広がるニューヨークの絶景には息をのむほどでした。誰もが「素晴らしい!」「素晴らしい!」の連呼でした。

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明日は今回の個展催事のメインイベント、ニューヨーク市民に対しての墨蹟パフォーマンスと坐禅指導が有ります。また野口先生はじめ社中の皆様は終日、華道デモンストレーションとワークショップ、そして夕方にはお茶会が予定されています。今日の市内観光の感動をもとに全力で頑張りたいと念じています。どうか日本の皆様からもお力を送って下さいますようお願い申し上げ、今日は早めに就寝したいと思います。友峰和尚より

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友峰和尚のちょっといい話 【 第425話 】
2014年 10月 24日 談

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開催2日目を迎え、カリキュラム遂行も時間との戦いで、午前中は書道教室や坐禅体験の会場セッティングのために走り回ってのハードさとなりました。午後2時より、日本語を学んでいる1年生と飛び入りの学生、合わせて18名を対象に、書道教室が個展会場で開催され、午後4時からはメディテーションルームにて初めての坐禅指導が行われました。坐禅には、昨日、夕食パーティに御招待くださったサラ・ローレンス大学の学長様も参加され、初めての経験だったそうですが、大変満足された様子でした。

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午前中は個展会場にて大学生とのコミニュケーション懇談「MEET THE ARTIST」がありましたが、少人数ながら書道や禅に興味を示していました。会場に展示された作品もすっかり大学の空気に溶け込んで、新たな作風を感じさせてくれています。

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野口社中の皆様は本日、学内の大変落ち着いた雰囲気の音楽堂で、多くの学生さんの参加の中、お茶会を開かれました。漸く学内の雰囲気にも慣れ、スムーズな行動が取れるようになって来たこの頃です。個展会場が大学内であることを充分に意識する瞬間は「昼食の時間」で、大学側のはからいで学食を利用していますが、多くの学生に囲まれての食事は個展参加者の楽しい時間となっています。明日は休息日!ゆっくり休んで明後日のメインイベント、墨蹟デモンストレーションに臨みたいと思います。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第424話 】
2014年 10月 23日 談

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今日から個展が開催されました。早速和尚の書道教室が10時より始まり、この大学で日本語を学んでいるという学生さんとともに楽しい時間を過ごしました。そのうち一名は日本から参加した小学6年生の加賀好さんですが、大学生と一緒に素晴らしい字を書き、大学生へのお手本としてのデモンストレーションをしてもらいました。彼女は現在も書道教室に通っているとの事で、見事な腕前を披露してくれました。

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ひとりひとり、自分の好きな漢字を書いてもらいました

一時間に渡る書道教室でしたが、学生さんは初めての体験という事で、真剣に取り組む姿勢には感心しました。11時からは、野口先生の生け花デモンストレーションに引き続き社中皆様によるワークショップが行われましたが、こちらの方も盛況裡の内に行われました。サラ・ローレンス大学は芸術家を育てる大学とあって、どの学生さんも想像以上に興味を持って真剣に取り組まれる教室となり、教える側も俄然力が入ったものでした。午後からは、大学の学長様はじめVIPの方々が出席され、ご招待のお煎茶席が催されました。お煎茶の御席は初めての経験とかで、大変好評でした。

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( 撮影:住職 )

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7時からは学長様のご招待で、御邸宅「プレジデントハウス」にて歓迎ディナーの楽しいレセプションの席となりました。我々も日ごとにアメリカ生活に慣れていき、それとともに個展開催成功への意欲も一段と高まっていくのを感じています。明日も書道教室、座禅指導、作品説明などが予定されていますが、大学関係者の協力体制も一層力強いものを感じ取っているだけに、さらに丁寧に対応していきたいと思いました。

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大学長のカレン・ローレンス様とともに

留守中を守っておられる野口社中の皆様!今日は個展の第1日目でしたが、皆さん元気に頑張っていますよ。まだ始まったばかりですが、個展会場のお客様の入りに合わせるかのように何もかもが光を放ち初めている様に思う一日となりました。友峰和尚より

 

 

 

 

 

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第423話 】
2014年 10月 22日 談

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すいはつに「雪月花」と揮毫、アメリカでの最初の書 / 撮影:加賀 好さん

三日目に入り、さすがに時差ボケで眠気が突然襲って来る中、会場の設営に専念しました。ほとんどの事は昨日に段取りしておいたつもりが、やはり色々と展示のやり残しが有って、結局今日も夕方6時半ごろようやく終了した次第です。越前和紙作家・長田和也氏の作品も無事に掛け、生け花やお茶席の準備も終了して愈々明日の本番を迎えるのみとなっています。

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明日は10時から、日本語を勉強している学生15名に向けての書道教室がありますので、今日のブログはこれまでで、明後日、詳しく報告したいと思っています。友峰和尚より

 

 

 

 

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第422話 】
2014年 10月 21日 談

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サラ・ローレンス大学個展、準備初日の朝のようす

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ホテルから車で15分。到着いたしました、念願のサラ・ローレンス大学!

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サラ・ローレンス大学内の個展会場やお茶席、食事場所などをグリフィス教授に案内して頂いた後、早速に会場設営に入りました。予め会場の間取り図など送付してもらい、事前に作品展示のレイアウト等してあった為、順調に進みましたが、時間の立つのも忘れ、大方の段取りがついたのは夕方の6時を回った頃でした。しかしながら何もかもが、グリフィス教授と御子息・仁さんの言葉に成らないほどの賢明な準備と段取りがなされた上でのスムーズな運びでした。新しく建設された個展会場に運び込まれた掛け軸の展示台を始め、14個にも及ぶ花台並びに生け花の花材等すべてがお二人のお力によるもので、特に花台にあっては全てが仁さんの手造りとあっては頭の下がる思いでいっぱいでした。掛け軸を展示するための台も大変立派なもので専門の方に作ってもらったと聞きました。あまりにも素晴らしい出来栄えのもので、本当に嬉しく思いました。

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掛軸台の脚を取り付けてくれている仁さん。

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要所に設置されている白い箱の台は、花台として加工から塗装まで、すべて仁さんが作ってくれたもの

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大型トラックで搬入された枝を野口先生が選別。グリフィス教授の知人の植木屋さんから提供されたもの

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スティーブンさん。金具を取り付けたり天井に鋲を打つなど、あらゆる要求に応えサポートしてくれました。

明日は野口先生と御社中による花の生け込みが予定されていますが、あわせて和尚の展示作品説明書作りなどの仕事が中心となります。まだまだ他にもお二方には気を使って頂いていることが多くありますが、より一層期待に応えるべく、努力を続けてまいりたいと思います。こちらも穏やかな秋晴れの良いお天気となっています。また一歩前進を見せた一日となりました。友峰和尚より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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