12月, 2016年

第1231話

2016-12-31

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迎春のしつらえ / 大安禅寺 書院

愈々今年のラストデー大晦日を迎えました。午前中から新命副住職が今晩の除夜の鐘と新年を迎える為の各お堂の正月飾り設えに専念していましたが、和尚はやり残したお掃除をしつつ、新年用の干支色紙や年賀状を書きました。国指定重要文化財でも有る大安禅寺建造物にとっては、大切なお堂ばかりながら、和尚が自仏堂として欠かさずお参りするお堂が鎮守堂です。今日はその鎮守堂を始め、自室のトイレや浴場を年末最後の掃除場所として徹底して掃除しました。

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志納所にて

和尚の日々のキャッチフレーズでも有ります「一に掃除、二に笑顔、三四元気におかげさま」は、人生、幸せの道へのメッセージでも有ります。この一年間、御法縁を頂いた皆様方には本当に「有り難う。有り難う。有り難う・・・・・・」と心から感謝を申し上げたいと思います。「有り難う、お蔭様」この言葉以外に言葉が見当たりません。勿論今は亡き父や母そして多くの祖師の皆様、天地宇宙の神々に敬虔なる感謝の真を捧げます。このブログを読んで下さっている皆様にも感謝申し上げます。本日午後11時45分より除夜の鐘を撞きますが、皆様が日々お幸せで無事である事を念じながら新年を迎えたいと思います。どうか良い新年をお迎えください。友峰和尚より

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福井で有名な和食のお店「旬味 泰平」の御主人が年末の御挨拶に来られました。

第1230話

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明日は大晦日、まだまだお掃除が行き届かない現状ですが、頑張ってやるしかありません。皆様はもうお済みでしょうか? ニュースでは新幹線や空港利用の帰省ラッシュが伝えられていますが、どうか無事なる道中を念じて止みません。交通事故のニュースが頻繁に流れています。ご用心ご用心!

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大安禅寺責任役員総代 藤田通麿様御夫妻とともに

午前中には藤田通麿総代様ご夫妻が御挨拶に来られましたが、新命和尚の長男誕生を喜んでくださり、心から感謝御礼申し上げました。卑山にとっては今年一番の嬉しいニュースとなりました。一年を振り返りますと結構色々な出来事が有り、自分のブログを振り返ってもずいぶん昔のように思う事も多々あります。不思議なものですね。人間が諸事から受ける感覚はそれぞれ時間的に異なって記憶されるようです。楽しい事、嬉しい事、辛い事、頑張った事、悲しい事、本当に色々な感情に翻弄されて行きますが、一年を無事に過ごせたことが何よりの安心(あんじん)ですね。

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加賀 光 君が、お正月帰国のご挨拶に来て下さいました。

今年は金沢での法務の時間が長かったわけですが、そのぶんお檀家様との交流も多くなっています。来年からは新たに傳燈寺を兼務住職することになりますが、寳勝寺を始め、瑞光寺、少林寺共々しっかり法灯を消さないように尽力していく覚悟です。先般HAB北陸朝日放送のテレビ番組で、「今年の一字 ”闘”」の揮毫パフォーマンスをしましたが、来年も「闘(とう)」の一字を胸に精進を続けて行きたいと思います。明日は深夜11時50分より除夜の鐘を撞きますが、「闘魂の一打」を以って新年を迎えたいと思います。どうか皆様、明日の除夜の鐘には是非ご参加くださいますようお待ち申し上げております。「南無観世音菩薩」 友峰和尚より

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第1229話

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お正月用鏡餅搗きが早朝より新命副住職の指導の中、檀信徒世話方衆とお手伝い方々で午前中に無事終了しました。和尚はと言いますと、本日は新年の干支色紙描きに専念しました。年頭に多くの方がご挨拶に来られる為、年賀の祝品として頑張って描いています。まだまだ足りませんね。恐らくお正月三賀日も描き続けなければならないと覚悟しています。

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例年なら鏡餅作りに参加しているのですが、新命和尚にすべてをお願いしてひたすら干支色紙描きに挑戦です。最近はどうやらニワトリになり切って来たようで、絵にも動きが出て来ましたよ! ヒヨコなんかもピヨピヨ鳴いている雰囲気が出て来たようです。不思議なもので、描き込んでいるうちに鶏冠が色々な役目を果たしていることが分かってきました。まあ無駄なものなど一つも無いという事ですね。鶏を描き終わって、自分の顔を鏡で見たら、鶏の顔そのものでした。思わずギョッとしました!「なり切る」とはそういう事を云うのだと、納得しました。

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この時期は年末の御挨拶に来られますが、午後より福邦銀行堀ノ宮支店の井土支店長さんと行員の桂木さんが来てくださいました。丁度休憩したいと思っていたところでしたので、ついついよもやま話で盛り上がりました。皆様、今年もあと2日間となりました。どうか集中して無事、無事、無事、に大晦日をお迎えください。「南無観世音菩薩」 友峰和尚より

第1228話

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クリスマスの早朝に生まれた新命玄峰和尚の第三子「永峰」君との初おめもじでした。まだ保育器の中ですが元気な姿を見る事が出来ました。とっても美男子で母親に似ているように思います。将来、大安禅寺の後継者となるかならぬかは別として、穏やかな顔つきが印象的な赤子です。兎に角元気に育って欲しいと心より願いました。

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そう言えば先般、同じようなことを観光客の方から言われました。「和尚さん!新命副住職はとってもイケメンですね!とてもお母さんに似ていますね!」ってさ。卑山の跡継ぎは伝統的に母親の美貌遺伝子を受け継ぐのかも知れませんね。さて故郷の師走は格別です。山々は静まり返り、境内は人影も無く深々としています。時折、北風がひゅるひゅると音を立てて過ぎ去って行きます。今日は雪の舞い散る寒い一日となりましたが、大晦日まであと三日間を残すのみとなりました。明日は早朝より鏡餅飾り用の餅つきが檀家さんのお手伝いを得て行われます。少しずつですが、心のけじめが始まったようです。友峰和尚より

第1227話

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今日の地元HAB生放送番組「2時はドキドキ」、御覧いただけましたでしょうか? さて、和尚の「今年の一字」でしたが、力強く「闘」と揮毫しました。本当に今年一年間を振り返ってみますと、政治も経済もスポーツも人々の闘いの中にあったと思います。ある時には国の将来を懸けた政治闘争で有ったり、スポーツではリオ・オリンピックでのアスリート達の死闘で有ったり、個人的には色々な問題に対しての闘いの中に終始した一年だったと思います。この「闘」の一字ですが、来年にも続く言葉だと思います。「闘魂」「闘志」「奮闘」「健闘」などの言葉がどうやら多く見受けられる一年になりそうです。和尚的には「孤軍奮闘!」の毎日となりそうです。間もなく大晦日を迎えますが、どうか皆様に於かれましては「無事」を第一に日々をお過ごし頂きたいと念じています。友峰和尚より

第1226話

2016-12-26

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寳勝寺 奥の位牌檀にて

寳勝寺年末大掃除を開始しました。四百年の歴史を有する古刹ゆえに、故人の位牌も慎重に扱わねばすぐに壊れてしまいます。卑山のお檀家様はその殆んどが武家で有る為、どれも大きな位牌ばかりです。二年間に渡る本堂並びに位牌堂修復工事を経て、現在は立派な位牌堂となっています。

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開基様は旧加賀藩第三代藩主・前田利常公で、当時の高僧・千岳宗仭禅師を京都大本山妙心寺からお招きして創建された禅寺故に本堂の須弥壇などは大変風格のある禅宗様式となっています。ロウソク立てや花入れ等の仏具は当時のお檀家様が寄付されたとみえてそれぞれに家紋が入っていて荘厳な感じがします。今日一日ではなかなか終わりませんが、お正月の設えと合わせて丁寧に進めて行きたいと思っています。

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さて、明日は地元テレビ局HABの人気番組「2時はドキドキ」で、一年を振り返って「今年の一文字」を揮毫する予定となっています。生番組ですので思い切って書いてみたいと思います。皆様も時間が有りましたら、明日午後2時から放送の「2時はドキドキ」をご覧ください。「今年の一字」ですが、皆様ならなんと書きますか? 先般、京都清水寺の管主様は「金」と大書されました! 和尚は違いますよ。来年に繋ぐ一文字です。アイハブァ筆!アイハブァ墨! あぁヒデースミ! さあさあ明日のお楽しみ!ピコ! 頑張ります! 友峰和尚より

第1225話

2016-12-25

午前2時半に妻からの突然の電話! 息子の長男が無事生まれたの報告でした。相なく新命副住職より母子ともに無事と、また生まれたばかりの赤子の写真をメールしてきました。思わず「メリークリスマス」って叫ぶところでした。イエス・キリスト様のお誕生日に長男が生まれたのも不思議な縁です。

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名前は「永峰」(えいほう)と命名されました。新命副住職の第三子ですが、元気に育って欲しいと心から念じました。その後はウトウトと夢うつつの状態で朝を迎えましたが、なんともウキウキした気分でした。思えば新命が生まれた時の事を思い出しました。新命・玄峰和尚も早朝に生まれ、母親から「無事に男の子が生まれたよ!」って電話を受けた時の事を懐かしく感じました。孫の誕生は本当に嬉しいものですね。早速にお祝いのお花を贈りましたが、今は金沢在寺にて、「永峰」と初おめもじ出来る日を楽しみにしたいと思います。一辺に緊張感が解けた連休最終日、終日幸せな気分に浸っていたように思います。明日からは全力で年末の大掃除に臨みたいと思います。孫の無事なる誕生の知らせを受けて、本日は心の底から感謝した一日となりました。「南無観世音菩薩」「南無観世音菩薩」 友峰和尚より

第1224話

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それにしても昨晩は素晴らしい時間を過ごしました。昨晩と言っても深夜の放送で、小田和正さんによるクリスマス恒例のコラボレーレーション番組「クリスマスの約束2016」のテレビ放送ですが、今回は宇多田ヒカルさんとのデュエットが初めて披露され両者の歌唱力が存分に発揮された素晴らしいものでした。和尚が毎年楽しみにしている番組ですが、今年も運よくご縁が有ったようです。多くの方々がこの番組をご覧になった事と思いますが、70歳の古稀を迎えても終わりなき小田和正さんの音楽への強いチャレンジ精神が伝わって来るような、実に心地よい時間でした。またNHKで放送された吉田拓郎さんの「今だから人生を語ろう」のライブ番組にも感動を覚えたものでした。

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和尚も「団塊の世代」ですが、この世代には現在もなお現役ミュージシャンとして第一線で活躍されている方が数多くいます。それは第二次世界大戦後の国土復興期に産まれた、「夢・希望・志」の精神を心の根底に抱きながら常に向上心を持って自分と闘っている世代なのかも知れません。番組が終了したのが午前2時半でしたが、最後まで聞き入ってしまった感動のひと時でした。さて師走三連休の中日でしたが、「寶勝寺カフェ」は観光客の方々がいつもよりゆっくりと休息されていたように思いました。今年もあと一週間余り、きっと色々な思い出と共に、一年の名残を惜しんでいるのかも知れませんね。和尚も元気に頑張っていますよ!! 友峰和尚より

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第1223話

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寳勝寺山門に 門松 を設置しました

師走三連休の初日、地元テレビ局HABの人気番組「2時はドキドキ」制作担当の北村様が来られ、12月27日午後2時放送の番組の中で、今年一年の出来事を総した漢字「一字」の揮毫を依頼されました。すでに毎年恒例の京都・清水寺の管主様が先日「金」という字を揮毫されましたが、和尚的には心に秘めた一字が有ります。来る27日に是非その一字をパフォーマンスしたいと考えています。どうぞお楽しみに「2時はドキドキ」生放送をご覧頂きたいと思います。

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HAB北陸朝日放送 ディレクターの北村様とともに

「申年は荒れる」という昔からの言い伝えの如く、この一年間の色々な出来事を挙げていきますと実に沢山あります。昨日は糸魚川大火災のニュースが全国を駆け巡りましたが、本当に恐ろしい光景でした。皆様の無事を只管祈るばかりです。今日は寶勝寺山門前に、小森庭園主・末政様が寄贈下さった「門松」を設置しましたが、毎年大安禅寺と寳勝寺に寄贈下さっています。本当に有り難うございます。

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来年の干支は「酉」に替わりますが、酉年は「羽ばたく」所謂「飛翔」の年となりますよう、心を込めて門松神事祈願をしたいと思います。「堅忍不抜」の精神をもって頑張って参りましょう。友峰和尚より

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第1222話

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師走月も残り少なくなってきましたが、和尚は相変わらず毎日足り回っている感じがします。皆様は如何でしょうか? 午前中には新墓の御精霊入れ供養諷経に出向き、午後からは「寳勝寺ふれあいパーク」に関する事務打ち合わせを㈱ココ・プランニングの中本社長様といたしました。大晦日まであと一週間ほどになり、やり残しが無いよう懸命に頑張っているところです。

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終日「春一番」のような暖かい風が吹き荒れた本日、とても十二月とは思えない気候でした。テレビでは今年一年間を振り返るニュース番組が増えてきましたが、本当に色々な出来事に翻弄された一年であったように思います。政治、経済、スポーツに芸能界と話題に事欠かない毎日でした。和尚自身に於いても多忙を極めた一年でした。来年の事を云うと鬼が笑うそうですが、来年はどうか穏やかな一年になる事を只管祈るばかりです。昨日、大安禅寺御用達の小森庭園主・末政様が寳勝寺山門の門松を寄贈くださいましたので、明日は門松に幸せの神様が宿ってくださるように気合を込めてご祈祷したいと思っています。友峰和尚より

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